2009年4月24日金曜日

イノベーションの中心に。

昨晩は、六本木の東京ミッドタウンにあるOrangeというお店で、M社長と会食でした。お付き合いはもう5年以上ですが、久し振りにお会いして少し元気がないように見えたのが気になりました。M社長のビジネスは、昨今の景気を影響していて案件は多いものの客単価が低くなっているとか。案件規模が小さいと「こなし」業務の比率が高くにあり、イノベーティブなプロジェクトが少なくなっているようですね。元気がないように見えたのは、ワクワクするような仕事が多くはなくなっているからのように見えました。

イノベーションとはいつ、どこから起こるのか?

そう考えると、決して景気のいい時ではなくて、景気が悪くなってコストをかけられずに、でも成果を出そうと人々が思考に思考を重ねて、はじめて生まれてくるのではないか、と思うのです。景気がいい時って予算があるから、つい思考もそこそこで行動の比重が大きくなりますからね。

つまり、イノベーションとは今のような不景気な状態のほうが、生まれやすいわけです。これはチャンスと捉えるべきですね。M社長から最近のビジネス環境を伺ったり我々のビジョンを話したりしましたが、企業間で手を組み、強みとなるビジネス領域を獲得して攻めていくことでイノベーションを起こせるのだと確信しました。

M社長とは、これからも一緒に”面白いコト”をしたい、そんな活力をいただいた時間でした。

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