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2009年10月5日月曜日

幻の東京オリンピック2016

10月3日未明、たまたま自宅で書類を作成していたのでPCを開いていて、そろそろ閉じようとした時に、オリンピック開催地決定の投票をしているのを友人からのメールで気づき、そのままPCを閉じずに、ここのサイトでLive放送していたので、食い入るように見ていました。

当初は東京オリンピックにそんなに大きな期待はしていなかったのですが、経済効果があるのもそうですが東京や日本が希望を持って元気になる国際的なイベントは大いに大歓迎であり、秘かに? 応援してました(本ブログにも招致のブログパーツはってました)。

また、縁あって表参道の並木通りを統括されている欅会の理事長である松井さんとお知り合いになり、話の流れで9月23日に並木通りで行われた東京オリンピック招致イベントへ見物に行き、ますます応援したくなり、夜中ながらLive放送で投票結果を見ながら応援していたわけです。

結果はご存じの通り二次選考を通過できずリオが開催地と決定しましたが、どうでしょうか。南米初開催というところも大きいのでしょうが、これだけの国民が応援、期待していたオリンピックが、日本ではそれほどでもなかった状況を考えると、当然かもしれませんし、リオに決まってよかったと応援する気持ちも込めて思っている人が多いでしょう。

せっかく4都市の選考にまで残った東京を、もっともっと応援していればよかったなと、また決定していくまで盛り上がっていくプロセスももっと経験しておけばよかったなと心残りだったりします。

さて2020年なんて話も出てますが、もっと国民が参加できる招致運動というのをもう一度見直してから立候補してみてほしいものです。こうした参加意識を生む、というのは企業内の情報共有でも問題意識化されますが、実はもっともっとシンプルなのではないかと思います。企業内も一般社会も結局は「人」なのですから。

2009年4月23日木曜日

強い企業は何が違うのか?

今日IMFが世界経済成長の予測を発表した記事を目にしました。2009年は軒並みマイナス成長で、回復は2010年になるとのことですが、企業におけるコスト削減の対象として雇用問題が顕在化した2008年末からの今日を見ていると、今回のリセッションが急激なスピードでもたらされていることを表しているのと同時に、回復には時間がかかることを痛感するものでした。肌で感じたり見聞きしている景況感とさほど変わらない予測ではありましたが、数値で示されるとますます実感するものです。

ただこういう時に強い企業こそ次の時代を作るのだと感じますね。iPhoneの販売が好調なアップルは、世界が大不況の真っただ中で株価もここ3年で最安値だった1-3月期で、売上高、利益ともに市場予想を上回る好業績だったようです。

またオラクルによるサン・マイクロシステムズの買収は71億ドルにものぼるようですが、統合による痛みの少ない専門性がお互いに残りうま味のある買収であり、IT不況にあってもIT業界の勢力図が変わるほどの大きな一手です。

「不況」という目に見えない心理戦が終わり、霧は晴れた時に、自分(自社)がいまどこにいるのか?を見失っていないように、コア・バリューとコア・コンピテンスを見直し、攻める経営を、いまそれができる企業とできない企業で、勝敗が決まっていくのだと、最近は切に感じてます。