2009年7月29日水曜日

自分管理のテクニックを学ぶ。その1

最近、個人的なテーマにしているのは、ノートの取り方や手帳の使い方のスキルを上げることで情報を整理を行い、生産性を上げることやモチベーションコントロールのテクニックを磨いてます。

発端は何だったか失念しましたが、限りある時間を有効に活用するために情報を常に自分の頭の中で整理しておく。これは机の上を整理しておいて仕事で必要な情報をすぐに広げたり、引き出せたりすることによる生産性向上と同じことで、頭の中の記憶の整理を常にしておけば、いつでも引き出せて、広げられるという考えからです。

1日100通以上受信するマイクロソフト時代のメール処理も、入社当初は情報過多で慣れるまでメールを見るのが苦になるような日々でしたが、Microsoft Office Outlook を使った情報処理でそれにも慣れ、社内でも100通、1000通の未読メールを保持している人がいる中で、未読ゼロを6年間キープしました。自慢でも何でもないですが... :)

こうして情報整理をデジタルではある程度できるようになり、Outlookでの予定管理、名刺管理、メール管理も今ではだいぶ高度になってきたと自負してます。ところが、会議などでのメモがどうも苦手です。メモを一元管理するためにWordのようなノートでMicrosoft Office OneNoteを使ってましたが、デジタルなメモと紙でのメモは本来どう使い分けるべきなのだろうか、と最近悩んでいます。

Twitterでもフォローさせていただいている脳科学者の茂木健一郎氏は著書「脳を活かす仕事術」の中で、メモはすべてPC(Macを愛用されていたと思います)に残し、ホワイトボードに書いたことなどをデジカメでとってメモと一緒に保存している、と紹介されてました。これを1年ほど試してみたのですが、なるほどホワイトボード(私も好きでよく書いてます)で書いたメモをとった写真には、その場でどんなことを話したのか、何を議論したのか、議事録には出てこない臨場感を映し出していて、見返すと思い出すことから議事録とセットにしてあると非常に役に立ちます。

ところが、PCに書いたメモは記録であって記憶にはなかなか結びつかない、といった内容の別の方の著書を読んだことがあり、これまた実際には納得なのです。会議メモにはなるので読み返すと何を話したかを思い出せるのですが、会議を連続4−5回とはしごをすると、最初の会議で何をNext Actionにしたのかうっすらとしか思い出せなかったりします。これでは困りますよね。

記憶に残すには、やはり手書きのノートがよいそうです。30を過ぎてから読むものなのかわかりませんが、「東大大学生のノートはかならず美しい」では、なるほど整理された情報で記憶していくプロセスにとっても適しているテクニックだと驚きました。

長くなりましたが、私の最近のテーマは「1. この手書きのノートのテクニックを向上」「2. デジタルと紙との使い分け」そしてもう1つ。「3. メモとノートの使い分け」についてもチャレンジしています。
これについては次回のエントリーで。。。

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