2010年5月25日火曜日

自分が自分を超えるために。

最近マラソンが流行っているようですが、そうした流行りほど本格的ではなのの私もこの春から走るのを始めてます。きっかけは、ご多分に漏れず体力不足を痛感したことですが、本当の理由は「自分に勝つため」です。

経営者も2年目になり1年目の反省がいくつもあがってくるわけですが、とりわけ設定したゴールを達成できなかったときにあれこれ言い訳を考えてしまう弱さが私にあり、これは猛省してます。これを追放しない限り自分も会社も大きくなれないと…

そこでマラソンを始めました。といっても長年の体力不足は、精神修行をしたくとも体がついてこないという始末なので、ついでに?体力の向上も。まずは距離は置いといて30分走り続けることに集中していますが、これを数週間続けてます。ジムでも走るのですが気軽に走れるように自宅周辺を朝に夜走り始めていますが、ただ走るだけではつまらないので、Nike + iPod Sport Kit を購入し、iPodに装着して音楽を聴きながら距離・時間・履歴管理をしています。

Nike + iPod は、ITの利用がモチベーションにつながる好例ですね、幸いに継続できています。そこでいくつか気が付いたことを記載しておきたいと思います。

・見えすぎてはいけない
夜走ると闇夜の中なので黙々と走れるのですが、朝走ると視覚を使うので余計なことを考えてしまい、思うようにタイムや距離が伸びません。ビジネスでも、物事を見えすぎると余計な情報に惑わされ、ゴールに向かって突っ走れないことがあるので、ゴールを設定した後はその内容については適度な情報だけを与える(自分も部下も)のがよいのかもしれません

・ゴール設定は適切より少し先に
例えば10km走ることをゴールにするとしましょう。9km近くまでは夢中で走り自分の能力を超えるパフォーマンスを発揮するのですが、残り1kmでまだ体力も気力も残っている場合は余裕が生まれます。この余裕がこれまでと同じパフォーマンスを継続することを邪魔して、一気に体が重くなりスローダウンしてしまいます。ビジネスでも、今年度の設定したゴールの達成が期日前に達成可能だと予測できた場合、その瞬間から努力を怠り始めてしまいます。ゴールをストレッチに設定することも多いですが、こうしたモチベーションの維持に役立つからだと思います

・達成することがゴールではない
達成可能なゴール設定はいけませんね。10km走れる体力があるのにゴールが10kmでは、自分を超えることはできません。達成することがゴールになってしまうのでは本末転倒… 例えば42.195㎞走るというもっと大きなゴールを設定した上で、今月は10km走る、来月は15km走るなどとステップアップしていくゴール設定がよいと思います

一人で走っていると考える以外にすることもないので、今後も気が付いたことを記録していこうと思います。体力向上よりも精神面の向上が私にとっては重要なので。そういえば、同じ一人で行う競技で水泳がありますね。私はマラソンは初心者ですが、遠泳は専門だったような… まぁ、これもいずれ試してみます。

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