2012年3月4日日曜日

ココロとカラダと自己管理。

これまで書いてきた「ビジョン」と「戦略」は会社をどこに導くか大事な要素ですが、これが人事評価や給与制度と連携していることが重要です。「信じるココロ」と「実行するカラダ」の両方がリンクしていて、始めてモチベーションを持って仕事ができるのだと思います。

実は「ベンチャーだから」という言い訳をして、創業してから3年近くあまり実践できていなかった反省があります。ビジョンや戦略ばかりで、人事評価に客観性や妥当性が足りてこなかった部分があり、社員の「信じるココロ」に頼っていたという自戒があります。

そこで、新しく設定した次の3年のビジョンや戦略への「貢献」を評価軸を設けました。社員各自の年間目標がどのように貢献するか、そのパフォーマンスが給与やインセンティブの評価となるように制度の見直しました。

もちろん年間目標は、会社や上司に対する約束事としてと同程度、社員自身のセルフマネジメントとして重要な要素です。目標そのものの設定には、実りある成果を出すためにも高すぎず低すぎず自分に適した設定を自分自身と相談して決める必要があります。これはタイムマネジメントの延長としても、とても大きな意義のある自己管理方法だと思います。

人が人を管理するのではなく、自分自身を管理できる人がプロフェッショナルだと私は思います。セルフマネジメントのスキルを身につけ、常に向学心を持つ仲間たちと一緒に働ければ、ビジョンの実現に一歩一歩近づいていけると思います。

まだ、できてないことばかりで未熟ですが、成熟していくプロセス自体を楽しめるように努力していきます。


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