2010年12月18日土曜日

イノベーションは日々の中から。

年末になると駆け込み会議依頼が殺到するのはマイクロソフト時代から変わってない(もしかしたら会議の相手もマイクロソフトだから?w)ワークスタイルですが、昨晩(金曜日)の少し遅い時間ともなると少し落ち着くので、今後のビジネスについて相方とゆっくり話していました。

ここで詳しくはかけませんが、過去20ヶ月やってきたビジネスの結果を、ひとつの統合されたサービスとして提供できる可能性がでてきたこと、サービスという物とは違ってわかりにくい形態から脱却しある種のわかりやすいカタチに変換できる可能性がでてきたこと、で多いにアイデアがでてきました。ベンチャー企業本来の(という表現が最適なくらい)イノベーションを起こしていけることに、エキサイトしました。

イノベーションを起こすためのヒントというのは、実は身近な場所に存在するものと私は思ってます。待っててもアイデアが降ってくるわけでも、ある日突然雷に打たれたように確信を得るようなビジネスプランを思いつくものでもなく、毎日の経験や挑戦の積み重ね、思考錯誤の積み重ね、顧客・パートナーとの意見交換、こうした努力の中から徐々に育っていつか開花するものだと思ってます。その開花する芽が出てくる時は、アイデアという粘土をこねて組み合わせるような作業ですが、カタチが見えはじめてきたときのエキサイティングな瞬間はたまりません。

さて話を昨晩に戻しますが、エキサイトした雰囲気のままB.A.との会食。恵比寿の一見すると見落とすような知る人ぞ知る的なお店で、鮨をいただきました。味よし、お酒よし、雰囲気よし。もちろんビジネスの可能性で盛り上がりました。


ただ、ここから一旦このビジネス計画については1週間ほど思考を停止させます。一度スイッチを切り、熱を冷ませて、冷静に客観的にビジネスのSWOTを分析し、メリットとリスク、アプローチとステップをよくよく考えます。つまりアイデアを寝かせる、という作業です。これは外山滋比古先生の「思考の整理学」から取り入れさせていただいたものです。

冷静に判断できる状態になった際にも、それでもなお付加価値があり、競争優位性のあるビジネスであることを確認したら、あとは突き進みます。それが本当に楽しみです。

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